土地を読む
家を建てるのにふさわしい土地かどうか真剣に検証します。同じような条件の土地が2つあるとして、安い方の土地でも、水道や電力の引き込み、造成に思わぬ費用がかからないか、プロの目から判断します。
さらに、こうした作業とは別に、土地の概要や環境、風向き、隣人家に関する調査をはじめ、法令、政令のチェックも併せて行います。そして、法的、物理的に家が建てられるかどうかを見極め、設計に必要なデータを収集、整理します。
住まいの理想は、「その土地に生えるように建っていること」と言われます。構造的に、また快適性においても、無理のない住まい、居心地の良い空間というものは、よくよく地形を知り、環境を知り、気候条件を熟知している住まいです。
家族ひとり一人の
想いに寄り添う
「家を建てたい」と思う時、その理由や想いは人それぞれです。
私たちは、お客様が何を求めて家を建てたいのかをまずお聞きします。
10組のご家族がいれば、10通りのライフスタイルがあります。
土地の条件、家族の人数、好みのテイストも違います。そのご家族が家を建てる目的をきちんと汲み取り、その想いに真摯に耳を傾けることが私たちの役目です。
私たちがみなさまにご提案したいのは「細かい部分まで計算し尽くされた、本物にこだわった家創り」です。
設計士の「作品」ではなく、「プロのしごと」としてご提案するためには、何よりもまず、ご家族全員と膝を交えてとことん話し合うこと。
ご家族と何度もお話させていただく中で、どんな小さな不安でも疑問でも抱え込まずに吐き出していただき、安心して家づくりをお任せいただけるよう、私たちは常にお客様の気持ちになって考えます。
お客様の暮らしぶりを
デッサンする
一日の仕事を終えて、玄関ドアを開けた瞬間、「あぁ、我が家ってやっぱり最高だなぁ」と、心から思える家。
どこかに外出しても、早く帰りたくなるほど居心地のいい家。
お子さまが学校のお友達に自慢したくなるようなカッコイイ家。
そのすべてを私達が実現します。私たちが目指しているのはデザイン住宅ではありません。
お客様の喜びや楽しい時間をデザインし、心に”潤い”を与える空間をデザインしているのです。
念願のマイホームを手に入れた先に見えるドラマ、ストーリー、未来の暮らしを見たくて家を建てるのです。
私たちは、お客様の背景に見える暮らしぶりをデッサンします。
いい仕事をするためには
遊ぶべし
目の前にいるオーナー様にぴったりのオリジナリティあふれる設計をお客様が設計士に要望を伝えるとき、多くの方が「帖数」にこだわります。
ほとんどのお客様が建築に関しては素人ですから、帖数しか表現する方法が見つからないのは仕方のないことです。
「明るくて広く見えるリビング」とか、「すっきり見える玄関」とか、「リラックスできるベッドルーム」など、具体的に言うとキリがありませんが、
お客様が潜在意識の中で表現したいことを先回りして察知する、景色を具現化するのがプロの設計士の「しごと」だと思います。