こんにちは。
4月に入り、私たち新築住宅部にも新しいメンバーが加わることとなりました。

先日、一緒に現地調査に出かけ、寸法の取り方を伝えているときのことです。
ふと、30年前の記憶が蘇ってきました。

右も左もわからなかった若い頃。
何もできなかった自分に、現場で根気よく教えてくれた先輩たちの姿。
厳しさの中にも、温かさと優しさがあったあの日々。

今、自分がその立場になって、同じように新人に声をかけている──
30年前、何もわからなかった頃に先輩から受けた指導や優しさが、
今こうして自分の中に息づいていて、次の世代へと繋がっていく…
それは、ただの技術の継承ではなく「想い」のバトンです。

これから新しい出会いが、きっとたくさん待っています。
そして、あの頃先輩がそうしてくれたように、
家づくりの愉しさを、仕事の奥深さを、
次の世代に伝えていけたらと思う今日この頃です。

住まいをつくるということは、人生の一部を共に形にしていくこと。
だからこそ、人と人との繋がりの中で育まれる“想い”を大切に、
これからも歩んでいきたいと思います。