玄関トビラ
仕事柄、いろんなお客様のお住まいへお伺いします
インターホンでご挨拶して玄関からお邪魔するのですが
今回はその玄関の扉のハナシ
日本の玄関の扉は外開きのドアが主流ですが
海外では内開きがスタンダード
「海外は玄関で靴を脱がないからかな・・・?」
と単純に考えていたのですが
どうやら国によって理由に違いがあるみたいです
私の貧弱な人脈を駆使して話を集めてみると
■あるイタリア人
「外開きの玄関?防犯上ありえないよ!」
外開きだとドアのヒンジ(蝶板)が外から見えていて
これを壊して簡単に中に侵入されてしまう・・・
という理由だからだそう
■あるフランス人
「大事なお客様をお迎えするのに外開きだと
一旦追い返すことになるでしょ?」
外開きはゲストに対して失礼にあたるから、だそう
■あるアメリカ人
「内開きなら重い家具を置けば侵入できなくなるよね」
やはり防犯上の理由が一番のようです
■あるスウェーデン・フィンランド人
「外の雪を吹き込ませないために外開きが標準だよ」
「日本の玄関ドアは大きくてかがまなくていいね」
北欧の国では小さい玄関ドアの外開きが多いそうです
玄関ドアを小さくすることで外気の侵入を最小限にする
生活の知恵なんだそう
玄関の扉を引戸にされるお客様も少なくありません
日本の昔の住宅はみんな引戸でした
玄関の狭いスペースを扉が占領することもなく収まるし
引違いの扉にすれば開口部が広く取れる点も有利です
外開き・引戸が主流の日本でも
内開きドアが標準の例があります
ホテルやオフィスビルなんかがそうですね
これは災害時の避難経路の邪魔にならないように
通路側にドアが開かないようにしているんですね
ドアの開き方ひとつにもいろいろ理由があるものです
血液型 | : | B |
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趣味 | : | 自転車 動画鑑賞 |
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